ジョーティシュでいうところの星の逆行はご存知のことと思う。
実際に太陽系の星が逆行するわけではないが、地球からみて逆行しているように見える現象である。
太陽系の構造上このようなことはしばしば起こるのだが、ジョーティシュではこれを問題とする。
一般的には否定的な影響が言われるが、必ずしもそうではない。ポイントはそのチャート上でのその星の状況が重要なのだ。
誕生チャートにある星の位置からしてとても肯定的な場合には、その効果も強まると考えられる。
だが星の状況として、全てが肯定的とは限らない、一般的にたとえ高揚している場合でも否定的な星によって害されていたり、燃焼していたりとさまざまなマイナス面も持っている。
逆行の影響としては、それが少し増幅されると考えられる。
金星の像意としては、愛、結婚、喜び、美、芸術、友情、セックス、外交、食物、水の要素などがあるが、簡単に言えばこれらの事柄に関して否定的なことが起こりやすいということになる。
場所、内容、時期などは個人のチャートによって様々なので個人的に鑑定を受けるか、ヤギャを受けて中和するという方策が考えられるが、もし気になることが起こっていればダシャーを確認したりチャートを確認すると良いだろう。
さて気になる時期としては7月22日から9月3日までである。